津軽三味線・遠藤昌宏氏の音   

2010-12-10-01.JPGひと度心の琴線に触れられると

人はまるでそれまでの囚われから解き放たれるかのように

何かが身体の中から染み出ていくかの如く

涙を流すもののようです

 

12月9日

津軽三味線・遠藤昌宏氏は、人々の心の奥底まで津軽というものの''音''を響かせました。この方の素晴らしく、またある意味恐ろしいまでの''音''は、聴くものを瞬時に自己というものに向き合わせる力があります。

そうなるといつも自分だと感じております''表面的な自分''と核である''深いところの自分''が繋がり、思ってもいないような涙を流すはめになるのです。あな、怖ろしや・・。そしてそのなんと清々しいことでしょう。一体どれくらいの人が''本当の自分''を生きられているのかしら・・。

私は遠藤氏の''音''に触れる度、私というものを丸裸にされる思いです。その''音''には見せかけのカッコつけなど到底意味のなさないものに過ぎず、自分というものにただただ素直に、そして真摯に向き合うよりしようがないものを感じます。

この日、ずっと氏と対面して頂きたかった姉妹のように大切な方に聴いて頂けたことは生涯忘れえぬこととなりました。

そして特筆すべきは''徳一''さんの香り高いお蕎麦に心癒された方のどれだけいらしたことでしょう。また、父の''落陽''という私の大好きな画とともに氏の''音''を聴かせて頂けましたことは、幸せな時間でした。 008.JPG

ほの暗い空間に三味線の音

音は時空を越えて

人々を

果てなきところへ

いざなう

 

 

 

 

 

 

 

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