[Archive] February 2009

 癒しの盆栽

近頃、盆栽が気になります。

それも、和の空間に置かれたものはモチロンのこと、こんな所に?と思える置かれ方にかなり惹かれます。

 

お買い物をしていて、ふと何とも言えない朱赤が目にとまり戻ってみましたら''ぼけの花''でした。

小さな器に品よく納まるその姿は、春の訪れを讃えているようにも見え、美しいものでした。

 

先日も会津のとあるお店で、作家ものの盆栽を見せていただき、その生き生きとした枝ぶりに長いこと見入ってしまいました。お求めになり10年とお聞きし、盆栽が長く愛され今取り入れられる方が増えているのが分かる気がいたしました。

 

私たちはもう気がつき始めたのでしょう。その場しのぎの''もの''との付き合い方ではなく、本当に気に入ったもに手をかけ長くともに在りたいのです。

10年後も、この朱赤に色づく''ぼけの花''が見られるのかと思うとなんだかうれしいではありませんか・・。

 

 

2009-02-24.jpg

桜の花というものに私がどれ程心を奪われているのか、その子はちゃんと知っているのです。

 

伊豆へ早咲きの桜を見に出かけ私のためにわざわざ持ち帰って下さった''桜の花のジャム''。

本物の桜の花びらがそのまま入っているのですからウットリと眺めてしまいます。

 

桜の香りのケーキやさくらの散らし寿司、桜の花のバスエッセンスなど、私の桜好きを知ると色々な方がいろいろな''さくら''を下さいます。でもこんなものは初めてで早く香りを楽しんでみたいし、開けずに眺めてもいたいのです。

 

桜の頃に会津のお城でいただくお酒の席のお約束があります。桜の杯でいただく会津のお酒・・そこに浮かべてみましょうか・・。

                                                                                   

 

 

 

 

                             

 

「夜会」  華の宴とき 2009年3月12日(木)19時より

ところ 「籠太」会津若松市栄町8-49

おだい 五千七百円

お申し込み・お問い合わせ

会州一蔵(瑞祥館)tel 0242-22-2678

 vida en armonia   tel 0241-23-3839

 

 

 

     花ひらき 香気漂う早春の宵   

     色香で染め上げる 三味線の音

     心浮き立つ''華の宴''

     津軽三味線 遠藤昌宏氏の三味線の音は

     切なく甘い色となり 人の心を染め上げる

     「籠太」の華の膳とともにご堪能頂きたく存じます。

  

遠藤昌宏氏

福島県いわき市出身

三味線奏者である母親の影響で10歳で三味線を手にする。平成2年より本格的な修行のため本場津軽へ移り住む。その後津軽に根をおろし日本国内海外へと演奏活動の場を広げている。

津軽三味線全国大会は平成10年度より4年連続入賞、平成15年度3位、平成17年度唄付け部門優勝を獲得している。平成15年度津軽三味線遠藤'sを結成。

主な海外公演:96シドニー公演、98ロサンゼルス公演、99ルーマニア公演、99冬季アジア大会閉会式韓国会場にて、00韓国公演、02ニューヨーク公演、03中国・台湾公演

2009年4月14日(火) 会津風雅堂公演予定

 

      「夜会」はお蔭様で定員となりましたので、お申し込みは締め切らせていただきます。

      

 

 

なんて芳醇なりんご・・

留守にしていた部屋を開けた途端甘い香りが漂ってきました。りんごがこんなに香り高い物だったとは・・。

 

バレンタインにいただいた甘い香りを放つ箱、開けてみるとそこには艶々のりんごが沢山。(逆バレンタインと言うのだそうです^^知りませんでした。)輝く陽の光も、降りしきる雨も、冷たい風をも受け入れてきたのでありましょうから育んでこられた芳醇さ。

 

甘い誘惑に誘われてしまい、夜中の帰宅にもかかわらず一口いただいてしまいました。

りんごとはこういうお味だったのですね・・。「驚くほど美味しいですですから・・。」とおっしゃる通りでした。目覚めたらりんごの香りなんて・・うっとりしてしまいます。

洒落たおもてなしこんな洒落たおもてなしをされると何度でも足を運びたくなります。渋い色のお茶碗に抹茶の色が映え、お菓子の色をさりげなく合わせるところが粋ではありませんか。

 

青山の塩チョコレートと福岡で作られた抹茶のチョコレート。お茶を点てていただく間、目の前の''書''や''花''を楽しみます。紅梅と白梅が墨色の飾り板の上にさりげなく飾られたのを眺めていると、ここが銀座だということも忘れてしまいそうです。

 

静謐な時間に触れたくなると足が向く場所です。

                                一服のお茶

一服のお茶が一瞬にしていただく者の心を静め、その身を正し、場の空気や時間までも研ぎ澄ましてしまう事があります。

 

その瞬間に身を置きたくなり、人はお茶を点てるのでしょうか。

 

お茶を間にお相手とわが身が向き合うとき、互いの心は全て表に露呈し逃げも隠れも出来なくなります。

 互いに相手の中に自分を見せられるのだと思います。それは怖くも清いほどに己が現われる瞬間です。

 

「お茶を点てて頂きたい。」と言われた時、私はお相手と向き合う覚悟を決めるより他なく、心して一服のお茶を点てさせていただきました。

お服加減を伺う前に、「大変結構です。」と言っていただき、ようやく心がゆるみました。

お相手の笑みの中に、自分にもそのようなふくよかな心が少しはあるのかと思え嬉しくもなりました。

夜のカフェで・・遠方からの大切な方をお連れしたいと思っていたお気に入りのカフェ。

そこの女の子は時々とても素敵なサプライズを下さいます。

 

夕暮れからの冷え込みで道を濡らしていた水滴は、月の明りにテラテラと光りなんともきれい・・。

靴底から感じる凍った路面を楽しみながらカフェに向かうと、そこには昼とは違った夜のカフェがありました。

 

一歩足を踏み入れると品のいい紅茶とやさしいスィ-ツの香り。女の子はお願いしておいた通り、ピッタリのタイミングでお茶を淹れておいてくれました。しばしの談笑の後ステキなサプライズが・・女の子が運んで来て下さったものは、お洒落に盛り付けられたココア風味のスイーツ。甘いものがそう得意ではないはずの連れの方もお喜びでした。

 

彼女はいつも程よい加減で嬉しい気分にさせて下さいます。

ココアの風味とともに思い出されるでしょう大切な時間となりました・・。

 

 

 

 

こころ潤すもの・・小さくて綺麗なグラスに入ったものをいとおしげに飲んでいた祖母。

その姿がなんだか素敵でそれを目にしたいが為に時々祖母の家に''おとまり''していた幼かった私。

 

それが''梅酒''だと知ったのは随分と大人になってからでした。だって時々おねだりしては一口いただいていた私に、祖母は「これはまほうのおクスリ」と言っていたのですから・・。

 

大人になりお酒をたしなむようになってからも祖母の味に出会うことはありませんでした。

・・・と思っておりましたある晩、一口いただいて(あっ・・)っと。

幼いころに舌に覚えてしまったあの味や祖母との思い出が甦ってしまいました。

 

それを察して下さったのか、ある時ご主人と奥様からプレゼントしていただきました^^

奥様直筆のラベルがさらに嬉しく・・特別な日にいただきましょうと、こころ潤される日を楽しみにしているのです・・。

和菓子(桃の花)

このような和の菓子を目の前にすると、心が浮き立ちます。

繊細で色っぽく自分の身の見せ方をちゃんと心得ているようなその風情。 

好んで使っております会津の漆器「坂本」さんの器に品良くおさまるその姿は、ふっくらと花ひらく桃の花。

先日、ある方と''色気''なるものについて話の花が咲きました。この上生菓子「桃の花」(会津の老舗和菓子屋「吉田菓子舗」)を見ておりますと''色気''とは奥ゆかしさ・・・と新たに感じます。

桃の節句に是非お内裏様といただきたいものです・・。

粋な巾着

和装のときに持ちたいと思うバッグに出会えると嬉しくなってしまいます。

着物や帯を選ばず、でも控えめ過ぎずシンプルな中に華があるもの。

 よく好んで使っているものは、京都「染司よしおか」の柿渋染めの麻のバッグ。

幾つかある中、古い物は6~7年付き合っておりますが、まだまだ現役です。                       長く使わせて頂く中、ついつい酷使してしまい、一度取っ手がゆるんだ時も「よしおか」さんの対応は素晴らしいものでした。

 私が長くお付き合いしたくなる時は、お店の方が商品を慈しんで扱う姿を見せられた時です。そんな時、長く大切に使わせて頂こうと思うのです。そういう物に出会えると本当に幸せです。

 麻のバッグはこれから益々私とともに月日を重ね、味わい深くなっていくことでしょう。

 さて、この粋な巾着。絞り口の輪は美しい翡翠なのです。

なんと美しい・・。                                     

Archives